うつ病の処方の誤解・正解(前篇)

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うつ病の処方の誤解・正解(前篇)

渡る勇気

 

こんにちは、下村順一です。

 

1. 抗うつ薬を処方されたが、かえって具合が悪くなった。

2. 副作用をきちんと説明してくれない精神科医。

3. 抗うつ薬を精神科で出されたが、効いてないのに量を増やされた。

4. うつ状態だと言われたのに、統合失調症の薬を出された。

 

こんなような訴えをきくことがありますが、これらの理由で、精神科医の処方から撤退するのは、尚早というべきではないか、という思いで、この四つに批判・不満に対し向精神薬の処方の観点から、また当事者の体験から、学習したことをシェアしたいと思います。

 

今回は、前半、1、2、について説明します。

 

抗うつ薬を処方されたが、かえって具合が悪くなった

 

抗うつ薬をはじめて処方された時は、すごく期待してすぐにも具合がよくなると思うものです。しかし、抗うつ薬は実際に効いてくるのに2週間はかかると言われており、それまでは経過を見なくてはなりません。

 

一方ではじめて抗うつ薬を処方された時ほど、副作用も強く出ます。抗うつ薬を処方された人の中には、ここで怖くなり耐えられなくなって、抗うつ薬を飲むのをやめてしまいます。これは大変惜しいことです。

 

わたしの体験で言えば、精神科に初めて受診した時、状況がかなりひどかったこともあって最初から何種類かの薬を処方されました。そしたら翌日かえって具合が悪くなってしまい、これは大変だと思い、急いでその処方した精神科医に訴えに行ったのですが、その時に言われたのが「抗うつ薬は副作用が強いのです、副作用はいずれ緩和されていくので、まずはそのまま、2週間分飲み続けてください」ということでした。しぶしぶ帰って、再び寝込みましたが、1週間を過ぎたころだったでしょうか、ふっと起き上がれるようになって、外出もできるようになっていました。(しかしそれからの治療は大変でしたが)

 

副作用をきちんと説明してくれない精神科医

 

精神科医は処方する抗うつ薬の副作用について必ずしも丁寧に説明しません。教科書的には丁寧に説明すべきなのですが、副作用についてあまりいうと次のようなデメリットがあるからです。つまり、特に暗示性の強い人は、副作用の説明を聞いただけで、その薬の副作用が気になってしまって、実際に服用した後、なんだか本当にそれらの副作用が出てきたような気になるのだそうです。

 

例えば、医師に「この薬の副作用として胃がむかつくことがあるかもしれません」と言われたとすると、暗示性の強い人は本当に飲んだら胃がむかついちゃったりすることがあるようです。結果として実際以上の副作用の訴えがなされるということになり、その薬が効くかもしれないのに、薬を変更せざるえないことになりかねないことにもなります。

 

このように副作用の説明も、患者によって良し悪しで、特に初診では患者がどういうタイプかわからないので、それで処方する薬の副作用についてあまり触れないという医師の配慮が起こってくるというわけです。

 

(ただわたしの経験値では、確かにそこまでの配慮をして処方してくれている医師はあまり多くないのではという気もします。つまり説明すべきなのに、不親切でしないですませているような・・・)

 

今回は以上です、次回の記事で後半3、4の説明をしますね。

 

 

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