当相談室を運営するわたし下村順一は、わたし自身が、トラウマ（いじめ体験トラウマ）のサバイバーであり、現在も、精神科を受診しています。20年以上にわたる通院はいつまで続くかわかりません。
そしてこれまで多くのサバイバーの仲間たちが、治療機関につながっても、精神的・身体的・社会的・経済的生きづらさを長期間にわたり抱えながら生き抜いていかなければならないという現実を見てきました。
心的外傷生存者としてのトラウマ・サバイバーは、その「トラウマ体験後」という分かられずらい性質上いまだ世間一般においてほとんど認知されておらず、理解されていません。人知れず苦しい人生を歩むことを余儀なくされているのです。
どうぞあなたの人生の話を聴かせてください。あなたの話は弱い気持ちから出るものかもしれないけれど、確かに人生の真実を表しており、本当は強いものであることをわたしは知っています。最大限の敬意をもってあなたの大切な人生の話を聴かせていただきたいと思っています。
わたしは当事者カウンセラーとして、同じ弱いものとして、あなたの話をお聴きしたいのです。そしてあなたの人生の証になりたいと思っています。
また必要に応じてわたし自身の体験のシェアもし、当事者の視点から助言やアイデアの提供もさせていただきます。あなたが少しでも楽になれるような心理的支援をしていけるよう努めてまいります。